朝、起きられますか?
いきなりですが、早起きができる人というのはすごいですね。
私はもともと低血圧気味なので、1年中朝は非常につらい。寝起きが悪いんです。
それでも仕事があるので這ってでも起きますけど、何とかしたいですね。冬の朝に良い目覚めをする方法とは~。
【美味しい匂いで目覚める】
スマホで検索すると、ありました!「食べ物のいい匂いにつられて起きる」という方法です。食いしん坊の私にぴったり(笑)。
やり方は、夜のうちに炊飯器にホットケーキミックスなどを入れ、タイマーで早朝に炊きあがるようにする。それだけで、朝家じゅうにいい匂いがして目がさめやすくなるんだそうです。すごいいい方法だな~(笑)。
クックパッドで検索してみると、冬ならたいていの材料は前の夜に入れちゃっても大丈夫みたいです。
オーソドックスなレシピは蒸しパン系ですね。玉子や牛乳、ホットケーキミックスなどを炊飯器に入れて、タイマーをオン。早朝には、フワフワでホカホカの蒸しパンが出来上がっているわけです。
何でもすぐに試したい私(笑)。さっそくその夜にやってみました。材料が、ホットケーキミックスとか牛乳とか台所にあるものなのが良いですね。
【この匂いは~・・ホットケーキ!!】
翌朝、ちゃんと目が覚めました!っていうか、すごいいい匂いがするんですよ。ちょっと奮発してバターを入れてみたのも良かったかも。
砂糖と玉子とバターが焼き上がるいい匂いが、家じゅうにする。この匂いなら、起きられちゃうでしょう。
体の中で、鼻が一番先に目覚めたと言う感じ(笑)。たぶん蒸しパンが焼けるあいだじゅう、じわじわといい匂いが出ているんだと思います。それを眠っている状態で鼻がキャッチ。
だんだん強くなる匂いとともに、体の覚醒度も上がってくるわけです。そしてついに焼き上がりのピー!とともに起床する。
すごい、この方法は画期的ですよ。まず、義務感やイヤイヤ起きるのではないところがいい。
起きなくちゃ~という気持ちではなくて、起きてアレを食べたいという欲求のもとに行動している。だからサッパリと目が覚めるんです。というか、あんまり目が覚めてなくても、とりあえず布団から出られる。これは大きいですよ。
【嗅覚から、その後、五感が刺激される】
いったん起きて、炊飯器のスイッチを切らないと焦げちゃう~と思うのも、効果があります。たぶん放っておいても保温モードだから焦げることはないんでしょうが、ちょっと心配なので台所まではっていく。スイッチを切り、ふたを開ける。
もうダメ。ダメですよ、みなさん。ふたを開けた瞬間に、ブワッとおそってくる甘い匂いとフワフワの蒸しパン。嗅覚とともに視覚も刺激されてぱっちり目が飽きます。あとはもう、食いしん坊一直線。
食べごろの蒸しパンを、今食べなくてはどうする!ということで、お湯を沸かしコーヒーを入れ(こういうことはちゃんとマメにやる(笑))、アツアツの蒸しパンを出して切り分ける。
おいしいの。ちゃんとおいしいんです。ほかほかの蒸しパンとアツアツコーヒー。ああ幸せ。気がつけば、朝の6時半に、ちゃんと朝ご飯が終わっていました。生涯で一番いい目覚めでしたよ!
【しょっぱい系もおいしい】
人間が寒い時期に起きられないのは、布団があったかいから+刺激が足りないからだそうです。
春夏は太陽の光がいい刺激になるんですが、冬は弱い。だから何か他のもので体を刺激すると、目がさめやすくなります。
ついでに、甘い蒸しパンに飽きたらレシピをかえるという手があります。ちょっと手間をかけて、食事系蒸しパンもいいですよ。
ホウレンソウを刻んで(生のまま)ホットケーキミックスと炊飯器に入れ、玉子、牛乳、ピザ用チーズを足します。あとはタイマーで同じこと。こちらは塩気がきいたケークサレ(塩ケーキ)風です。
最初は、生のホウレンソウを入れるのは衛生上どうかと思ったのですが、よく考えれば甘い蒸しパンでも生卵をといて炊飯器に入れているんですもんね。大丈夫です。ちなみにこの方法、夏場は食材が危ないので使えません。あしからず。