薬膳料理を食べてみた

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外食は元気の源。とはいえ、いつも居酒屋やイタリアンにいくばっかりではつまらないと言うことで、今回の同期会は中華にしました。しかも、薬膳料理。

薬膳料理ってあれですよ、食べると体内からキレイになれるっていう中華。意味はちょっと違うかもしれないけど、おいしーい薬膳中華をいただいてきました。

【普通ですが、やさしい】

肝心の薬膳料理ですが、食べてみたら、これがいたって普通においしいの。漢方のイメージが強すぎて、苦いとか薬草っぽいにおいがすると思っていたんですね。

三色の前菜盛り合わせとか、ザーサイと豚肉のいためもの。薬膳というからには、肉なんてないメニューばっかりかなあ、って思っていたけど、別に関係ないんですね。お肉もおいかった~。

どのお皿もいろどりがとってもきれいだし。クラゲの半透明の黄色や、チャーシューのとろりとした茶色などなど、味だけでなく、色のとり合わせも考えているんだろうなあって感じです。

お皿の横に乗っている、ゆでチンゲンサイなどもすかさず食べる私。ビタミンをとっておかないとね。

薬膳らしいところと言えば、味付けが薄いところかな。優しいっていうんでしょうか、ビールのアテにして最初っからゴキュゴキュと生中をいってしまうような味でなく、前菜だけでじっくり味わうイメージです。

まあ、みんな関係ないから、最初のオーダーから紹興酒を2本頼んじゃっているけどね。

【体をいたわる料理】

さて、メニューのほうは、前菜のほかスープと煮込みが出た。煮込みは貝柱。どっちもダシが出ているなあ。スープはとりダシでしょうか。滋味あふれるっていうか、これを食べたら体内の悪いものが出ていきますよっていう味です。薬膳って、体の悪いところをトータルでいたわってくれる食べ物なのね。

そんなものを食べつつ、さらに紹興酒をいっちゃう私たち。ここの紹興酒がうまいのよ。さらに「カメ出し紹興酒」なるものを発見し、テンションが上がる。もちろん飲みました。うまいです。

その後も、カニ肉いり卵焼きや木クラゲとお麩のいためものなどをいただき、高菜チャーハンでしめ、定番のデザート杏仁豆腐をいただいて帰ってきました。

全体的に脂っこくないのに旨みがしっかりあって、こういうのを健康にいい中華っていうのね。

いつもみたいに鶏のから揚げなどのボリューミーな品はなかったのですが、けっこうみんな満足できました。味付けが優しいのでご飯もいらず(高菜チャーハン食べたけど(笑))、幸せなお食事でした。

【中華は使える】

今回は薬膳というやや特殊なジャンルですが、中華屋さんって本当にバリエーションが豊富。

フツーの中華屋(おじさん達が「ビール、ギョーザ、チャーハンね」っていう所)だっておいしいし、餃子専門っていう所もある。どこを選んでもソコソコおいしいから、信頼度も高い。意外と年齢層も選ばないしね。

病棟の歓迎会などの幹事になった時に、メンバー中1人でもえらいドクターが入っていれば、迷わずホテルの中華にします。ホテルの中華はクオリティが高いので、ハズしたことないよ。

おかげで、「あなた幹事がうまいじゃない、次もよろしく」なんて言われて、余計な仕事が増えちゃうんだけどさ。幹事には幹事手当をつけてくださいよ~。

【日々、感謝です】

ああ、食べる物って大事ですね。ときにはダイエットも必要だけど、食べたいものを食べられる幸せというものがあります。

日々患者さんと接していると、毎日を大事に生きなくちゃなあと思いますね。教えられることが多い。

感謝をしつつ、今日も飲みに行っちゃうんだけどなあ。ごめんなさい、肝臓さん!