天然酵母パンにハマる

パン好きな女性は多いですよね。私が最近ハマっているのが、天然酵母パン。多少味にくせがありますが、ハマり始めるとやめられないんです。


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日本のパン屋さんには甘いパンやお総菜パンなど種類がたくさんあってみているだけでも楽しい。パンの種類にかけては、海外のパン屋さんにも負けないと思います。

【ハマっちゃった天然酵母パン】

天然酵母パンは、一時すごい流行りました。あっちこっちにお店が出きて、ふえすぎじゃないかなと思ったら、だんだん数が減りました。なにしろ天然酵母パンは作るのに時間がかかる。パン生地の発酵に、1晩かかるものも珍しくないんだそうです。

 



天然酵母パンを作っているパン屋さんは、パンに対する情熱がとっても高いのかも。手間暇がかかるパンが売り物なので、こだわりがあるパン屋さんでないと続けるのは難しいんでしょう。

天然酵母パンを作る店は、たいてい天然酵母パンだけで、イーストのパンは売りませんね。余分に作っていられないからかな。

【天然酵母パンのクセ】

天然酵母パンは味に個性があります。発酵のもとになる酵母菌は、できる時の湿度・温度によって変わります。酵母菌は作る場所によっても、種類が違うんです。環境によって、空気中にある菌が違うからなんだって。当然、味も微妙に、毎回変わるわけです。

こういう微妙な味の違いを知ってしまうと、どんどん食べたくなっちゃいます。あれですよ、食玩をオトナ買いでコンプリートしちゃう気持ちですね。

酸味の強いものや甘みがあるものなど、独特の味わいがありますね。そして全体的に固いパンが多いですね。パンのふわふわはイーストが作り出すものであって、天然酵母パンはもっとガッチリしている。かみしめると、粉と酵母菌のうまみがじわっとでてきます。

天然酵母パンは傷みにくいのがメリット。私などは、焼きたてを買っても2~3日は自宅でおいて、熟成をさせます。そのほうがおいしいからってお店の人に教わりました。

まあ、正直味の違いははっきりわかりませんけど(笑)。焼きたてもおいしいし、熟成後もおいしい。これはイーストのパンにはない魅力ですね。

ですけど、固いパンがイヤな人にはウケないですね~。家族全員が天然酵母パン好きというわけにはいきません。やっぱりフワフワ食パンが好きな人もいるんで。

そうか、ハード系一本で勝負するので、店で売る品数が少なく、それで天然酵母パン屋が減ってきているのかなあ。

【小麦は体を冷やす?温める?】

私は冷え性で中国医学の漢方薬局に通っているのですが、そこで「パンは体を温めるから、ほどほどにね」と言われました。

え、なにそれ?パンはパンでしょ?って思っていたら、なんでも精白された小麦の白い部分には、体を温める性質があると中国医学では言うんだそうです(あくまでも、中国医学の考え方です)。

食べ過ぎると温毒という悪いものが体にたまり、胸やけや胃につかえたような症状がでるとか。まさか、私の胸やけはパンが理由?それとも飲み過ぎでしょうか(笑)。

そこの先生が言うには、パンは体を温めるけど、ジャムやピーナッツバターの砂糖が冷えのもとになるらしいです。

パンとジャムとピーナッツバターって、アメリカ人のランチ?どうせパンを食べるなら、温かいスープと小さなチーズと一緒に食べると、胃腸に優しい組み合わせになります。ワインも一緒にいいですかって聞いたら、なんでも量の問題だと言われました。

なんでも量の問題…看護師として毎日患者さんに言っている言葉をそのまま返されてしまいました。反省です(笑)。

【麺類は冷えない??】

おなじ小麦をつかった食べ物でも、麺類の温毒は調理の過程でなくなるんだそうです。

うーん、パンも麺類も同じく加熱調理しているんだから同じような気もしますけどねえ。中国医学は奥が深いです。天然酵母パンの奥深さと共通しているかも。体質的に、ハマる人はどっぷりハマれる世界です。