ファッションのセンスが欲しい!マネキン買いの現状からの脱出
どんなに性格がいい人でも、どんなに仕事ができる人でも、「これは・・・どうだ?」っていうポイントがあります。
女性でいえば服装のセンス。あれは生まれ持ったものらしく、センスのいい人はどんな服でもバシッとコーディネートしてきます。うらやましい…。
【ない人には、ない】
私はファッションセンスがないので、うまく服を着ている人を見るといいなあと思いますね。コーデをまねようとしてみるのですが、同じような服を着てもしっくりしない。やはりその人にあったコーディネートがあるんです。
センスのある人は、自分に似合うものをよく知っている。何が自分に似合うかと言うことが、分かるかどうかがセンスの有無にかかわっているんでしょう。私などは、どれが似合うかなんて皆目わかりません。もうお手上げっていう感じ。
ファッションセンスは年齢ともあまり関係がないようで。私の叔母などは、70代の半ばでもデニムをスッとはきこなしていました。カッコよかったですよ。
70代でもパートタイムで働いていたので、気持ちの張りもあったと思います。自分が70代でデニムをはけるかと言うと…まず、今から体型を何とかしなくちゃいけません。すでにもう、デニムなんてムリです(笑)。
【夜勤明けのショッピングが楽しみ】
看護師には、ショッピングが趣味と言う人が多い。仕事が不規則なので、友達と遊びに行くのも簡単じゃないし、遠出するのは大変。しかし長い勤務時間が終わった夜勤明けは、なんとかしてストレスを発散したいんです。そこでショッピング。お店なら、平日の昼間でもあいていますから。
さらに、いいのか悪いのか、看護師はお金も持っている。いや、大金じゃないですよ。他の人が思うほど、看護師は稼いでいないんです。でも、ちょっとした小金なら持っている(笑)。
独身時代は自分のために使いたい放題だし、結婚してからもいろいろ理由をつけてお金を使う。食べたり飲んだりして使う人もいるけど、やっぱりショッピングでしょう。夜勤明けのショッピングは、テンションあがっていますよ。アドレナリン大放出ですもん。
【イナゴが食いつくすごとく】
センスのない小金持ち(私)はどうやってショッピングするか。マネキン買いです(笑)。
まず顔なじみのショップを作り、服のテイストをそろえます。そしていいなと思った服は、マネキンが着ているものを丸ごと買うんです。恥も何もありません。スタッフさんに「あれ、丸ごと」っていうだけです。
小物も靴も一緒に買いますね。そしてマネキンが着ている状態で写メを取っておく。こうすれば、あとから着る時に、コーディネートにも困りませんからね。ラクチンなの。ショップに丸投げの状態です。あなたの言うとおりに着ますからって。
【看護師には一般的?】
いやこれ、冗談じゃないんですよ。しかも、やっているのは私だけじゃありません。すくなくとも、私の同期にあと2人、おなじくマネキン買いをする人がいます。1人はけっこうな美人ですけど、美人とセンスっていうのも、また別問題なんです(笑)。
マネキン買いする同期と一緒にショッピングに行くと、もう大変。私たちのショッピングが終わった後、丸裸になっているマネキンが、モールのあちこちに点々とあります。センスのない買い方だとわかっていますが、そうしないとコーディネートができないんです。