「ほどほどの運動」

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突然ですが、運動していますか?毎日忙しいですもんね、なかなか定期的に運動ってことはむずかしいです。とくに看護師みたいな肉体労働をしていると、仕事で十分動き回っているんだから運動は足りている、と思いがちです。ほんとうに十分なのかな?

週に150分の運動を

適度な運動が効果的、なんて言葉は、健康番組やダイエット本などでもよく見ますね。しかし、適度ってどれくらいなのよ、と常々思っていた私。ちょっと調べてみたら、週に150分の運動がベストなんですってね。死亡リスクが一番低くなる運動量らしいです。昔から、1日30分歩くべし、なんて聞きますが、正しい数字なんですね。

それにしても、忙しいのに30分もエクササイズに時間を取れないよ、と思うでしょう。15分ずつ2回でもいいみたいよ。

これは、知り合いの循環器のドクターに聞いたことですが、毎日10分でもかまわないんだそうです。運動強度は軽いもの(ウォーキングや自転車に乗る)で十分。買い物は自転車で行き、毎日ちょこちょこ出かける、なんていうのでいいんだそうです。1日に30分運動×6日間、1日休みというペースでもいいらしい。

犬がベスト!

もっともっといえば、1日5分でもいいんですって~。とにかく、何も運動をしていないという人よりは、死亡リスクは確実に下がるそうです。大事なのは、続けること。これが一番むずかしいんですけどねえ。

そのドクターいわく「毎日動かなくちゃいけない生活パターンを作る」ことが、継続の秘訣なんですって。

具体的にどうするのかを聞いたら、「車を売って、犬を飼いなさい」。


ああー、そうですか、犬なのね。犬を飼うとどうしても散歩が必要です。1日2回は出かけますよ。雨の日も雪の日も犬には関係なし。飼い主もお庭や室内で犬に粗相をされたくないから、何があっても散歩は欠かせないそうです。

犬の飼い主どうしって、毎日の散歩で仲良くなるらしいね。犬派の人はフレンドリーな人が多いから、会話もはずんで楽しいらしいよ。

好きな犬種って

横道にそれますが、犬は種類によって性格もずいぶん違うみたいです。本当に犬が好きな人って、同じ犬種ばかり飼うんですってね。トイプードルならトイプーばかり続けて飼う、ラブラドールなら2頭目も3頭目もラブ。やっぱり好きな犬種って決まってきますものね。

私が好きなのは、パグとフレンチブルドック。なんの共通点もないだろ、って突っ込まれそうですが、共通点ありますよ~。どっちも、顔の前面がクシャってつぶれている。そのつぶれ具合がかわいいんです。

シェパードやラブのようにすうっと鼻筋が通っている犬はハンサムで、見栄えがいいなあと思いますが、やっぱりクシャ顔がいい。好みの問題ですよねえ。

こんなに働いても痩せません

パグやフレンチブルが家に来たら、きっと散歩をしようと思うのですが、残念ながら我が家には猫がいます。絶対にケンカしますね。ということで、車持ち、猫持ちの私が適度に運動をするはずもなく、体重も減らないまま、適性体重をとっくにオーバーしてしまいました。

生活活動強度でいえば、看護師の生活は一番よく動いている「生活活動強度IV(重い)」にあたるはず。「1日の大半はほとんど座ることなく、立ったり、走ったりで、筋作業も2時間程度はしている」。

時々患者さんから「あんた、よう働くのに、なんでこんなに肥えるかねえ?」と聞かれます。その理由は、私が聞きたいくらい(泣)。

ここはやっぱり、友人から犬を借りてでも散歩をするべきでしょうか?

 

参考サイト:山口大学 保健管理センターhttp://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/03healthmente/undonosusume/undo-2.html